データサイエンスにおける正規化は、データのスケール(単位)を扱いやすいものに整えることである。
データをある範囲内にそろえることで、ネットワークを学習しやすくなる。

たとえば、データの最小値からの偏差(=最小値を中心0にした場合の値)をデータ範囲(=最大値-最小値)で割り、データの値を0~1の範囲内に変換する(Min-Max normalization)。
正規化といえば通常、Min-Max normalizationを指す。

正規化には標準化(Standardization)が含まれるという考え方もある。
標準化は、データの平均値からの偏差(=平均値を中心0にした場合の値、中心化した値)を標準偏差で割ること。
データの平均は0、分散(標準偏差)は1にスケーリングされる。